通信制高校で教員をしていると、多くの入学検討者と直接お話をする機会があります。これまでにお話ししてきた人数は、ざっと計算しても350名以上。
その中で、生徒・保護者の方々が通信制高校・サポート校を検討する際に抱える「3大不安」が見えてきました。それは、「友人」「先生」「勉強」です。
中でも、高校生活を支えてくれる「先生との関係性」は、多くの方が気になるポイントです。
「先生と合わなかったらどうしよう」
「厳しすぎる先生だったら不安」
「ちゃんと話を聞いてもらえるのかな」
こうした不安を抱えている方も少なくありません。
この記事では、先生との関係に焦点を当てて、学校選びのポイントを現場の経験をもとに分かりやすく紹介していきます。
ポイント1:担任のシステムを知る
通信制高校・サポート校では、担任の仕組みも学校ごとに大きく異なります。
私自身、複数の通信制高校で担任を経験してきましたが、その在り方は本当にさまざまです。主に以下のようなパターンがあります
■ 1クラス1担任制
クラスごとに担任が決まっているスタイルです。
クラスの仲間と一緒に過ごす
担任との関わりもクラス単位が中心
→ 学校らしい雰囲気を感じやすいのが特徴です。
■ 生徒ごとに担任がつく(個別担任制)
クラスという単位がなく、1人ひとりに担当の先生がつくスタイルです。
自分のペースに合わせて関わることができる
周囲を気にせず相談しやすい
→人間関係に不安がある人には安心しやすい環境です。
また、学校によっては担任を選べる制度を取り入れている場合もあります。
「もし合わなかったらどうしよう」という不安がある場合は、こうした仕組みがあるかもチェックしておくと安心です。
ポイント2:サポートの仕組みを確認する
先生との関係性は、個人の相性だけでなく、学校全体のサポート体制にも大きく影響されます。
例えば
定期的に面談の時間があるか
気軽に相談できる環境があるか
担任以外にも相談できる先生がいるか
こうした仕組みがあることで、「一人の先生に依存しすぎない環境」が作られます。実際に、「担任の先生とは少し距離があったけど、別の先生には相談しやすかった」というケースもよくあります。
そのため、”誰かには相談できる環境があるか”という視点で見ることが大切です。
ポイント3:在校生と先生の関係性を確認する
資料や説明だけでは、先生との距離感はなかなか分かりません。学校見学に行った際には、ぜひ在校生と先生のやり取りをよく見てみてください。
例えば
先生からの声かけが自然か
生徒がリラックスしているか
会話の雰囲気が柔らかいか
こうしたところから、その学校の空気感が見えてきます。
「なんとなく安心できる」「ここなら話せそう」この感覚は、とても大切です。
まとめ
先生との関係に不安があると、学校選びはとても慎重になりますよね。でも、通信制高校・サポート校は、さまざまな関わり方ができる環境でもあります。
大切なのは
担任の仕組みが自分に合っているか
サポート体制が整っているか
学校の雰囲気が安心できるか
この3つを意識することです。
「この先生なら大丈夫そう」そう思える出会いがあるかどうかが、安心して通える大きなポイントになります。焦らず、自分に合う環境を見つけていきましょう。