■ほっこりエピソード

「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て」

タイトルは、俵万智さんの短歌です。

可能な限り心穏やかな親でありたいものですが、なかなかそうはいかない毎日。

朝のバタバタに追われて、つい急かしてしまったり、後から「ああ言わなければよかったな」と思うこともしばしば。

でも、ふとした瞬間に気づくのです。さっきまで当たり前だったことが、いつの間にか「最後」になっていることに。

手をつないで登校する日。一緒に入るお風呂。抱っこのおねだり。それが、特別な区切りもなく、静かに過ぎていく。

これは、学校で出会う生徒たちとの時間にも当てはまることです。何かを教え与えなければ、と思うほど、生徒の課題に目を向けがちになりますが、「何を教えたか」だけでなく、彼らとの時間をどう一緒に過ごしたか、これも大切にしなければいけませんね。目の前の時間を、丁寧に過ごしていきたいな、と思うこの頃です。